商品説明
幽室の思想者・松陰の行動と思考を追体験し、「大和魂」という荒ぶる魂を鎮魂する試み。左右のイデオロギーに染まった読解とは異なり、煩悶する松陰の生身の思考に迫る書き下ろし評伝。
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収録内容
1 | 序章 いま一度問う、「吉田松陰とはだれか」 |
2 | 第1章 若き兵学者が駆ける―発見への旅 |
3 | 第2章 敵国密航計画―もうひとつの攘夷 |
4 | 第3章 幽室の教育者―「だれでも聖人になれる」 |
5 | 第4章 幽室の思索者―日本人すべてが対等な理由 |
6 | 第5章 幽室の行動者―雄略案と要撃策 |
7 | 第6章 「草莽」が起ちあがる―独立した主体 |
8 | 第7章 死中に生をもとめる―精神の不滅 |
9 | 終章 留魂か鎮魂か |
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