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商品説明
ルイス・キャロルが創造した少女アリスは、その誕生から今日まで、挿絵画家や翻訳者たちによってどのように描かれてきたか。原作のノンセンス世界を見事に解釈・構築したテニエルの挿画や、明治以降の日本の翻訳・翻案作品に現れた多様な少女像を、アリス図像研究の第一人者が初めて詳細に比較分析した労作、図版多数!
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収録内容
1 | 第1部 キャロルの内と外なるアリス(キャロルと二つの『アリス』物語 |
2 | 挿絵画家キャロルとテニエル―『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』) |
3 | 第2部 オリエントと『アリス』(オリエントと『アリス』 |
4 | 初期『アリス』翻案と翻訳(一八九九‐一九一二) |
5 | 大正児童雑誌における『アリス』邦訳 |
6 | 一九二〇年から一九三三年の『アリス』翻訳) |
7 | エピローグ 現在のアリス |