商品説明
【新潮新人賞受賞第一作】
◆朝顔の日[170枚]/高橋弘希
昭和十六年、青森。糸屑のような結核菌に蝕ばまれてゆく妻の
命に、男は死の奥の生を確かに見た。
◆スティッキーなムード[100枚]/岡田利規
憂鬱な時、ショッピングモールの空気が彼女の救いだった。著
者九年ぶりの中篇小説。
◆ソウルフル・デッド/宮沢章夫
◆寺院船/絲山秋子
◆+51 アビアシオン,サンボルハ[戯曲]/神里雄大
演出家は沖縄系ペルー移民の祖父母の足跡を追う。ドラマは個
と世界の歴史の交差点へ!
*連載小説
◆荒れ野にて(六)/重松 清
◆長流の畔(十一)/宮本 輝
◆名誉と恍惚(十二)/松浦寿輝
*第41回〈第二期第十六回〉川端康成文学賞発表
◆「レールの向こう」大城立裕
【選評】角田光代/辻原 登/堀江敏幸/村田喜代子
*対談
◆山極寿一×小川洋子
「ゴリラとヒトが紡ぐ愛と暴力の進化論」
◆マンガ、近代のエフェメラ/三輪健太朗
――あるいはルイス・キャロルの二つの時計
◆古川日出男『女たち三百人の裏切りの書』をめぐって
・紫式部が『源氏物語』を裏切る/島内景二
・女人は欲望を肯定する――まつろわぬ浮舟の物語
/倉本さおり
◆ジャン=リュック・ゴダール、3、2、1、[第三回]/佐々木敦
◆石川啄木[第十二回]/ドナルド・キーン 角地幸男・訳
◆小林秀雄[第二十二回]/大澤信亮
◆島尾ミホ伝 『死の棘』の謎[第二十六回]/梯 久美子
◆地上に星座をつくる/石川直樹
第三十二回・世界第二位の難峰に向けて
◆見えない音、聴こえない絵/大竹伸朗
第一二九回・S先生と絵の根っ子
...ほか
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