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商品説明
「現場主義」は日本の産業に固有の特性なのであろうか。そんなことはない、かつて日本人は「現場主義」的でなかった、とケネス・ホッパーは言う。真実はどこにあるのだろうか。そもそも「現場主義」とは何なのだろうか。その解を求めて、第一線の研究者が共同で、イギリス、ドイツ、アメリカ、日本におけるエンジニア形成の過程を探る。
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収録内容
| 1 | 第1章 イギリスにおける技師の自己定義と「現場主義」―徒弟制度、高等教育、職業独占 |
| 2 | 第2章 ドイツの技術開発における現場と理論―クルップ社技師のキャリア分析を事例に |
| 3 | 第3章 ドイツ化学企業のエンジニア層の「現場主義」―ゴールトシュミット社の人事書類の分析 |
| 4 | 第4章 立身出世の夢と現実―自由労働から科学的管理へ |
| 5 | 第5章 「現場経験」を通じた大卒エンジニア育成―GEの「テスト・コース」の場合 |
| 6 | 第6章 近代日本の鉄道技術者―日清戦後期における工部大学校出身者の位置と役割 |
| 7 | 第7章 日立製作所の新製品開発と技術者の「現場主義」―「現場主義」の起源 |
| 8 | 終章 エンジニアの形成と「現場主義」 |
