商品説明
『貨幣論』『一般理論』が発刊された1930年代のケインズの多彩な諸活動の記録。「農業は滅びるままにほっておこう―という自由貿易主義者はいるだろうか」(『関税についての賛否両論』原書209頁)をはじめ、保護貿易主義と対比しながら自由貿易主義を語るなど、自由放任主義を否定したうえで展開されるケインズの議論は、現在のグローバリゼーション論争に通じている。
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収録内容
1 | 第1章 通貨問題 |
2 | 第2章 低金利、賢明な支出と繁栄への道 |
3 | 第3章 世界経済会議 |
4 | 第4章 ニューディール |
5 | 第5章 一般理論の合間での小休止 |
6 | 第6章 不況と再軍備 |
7 | 第7章 戦争に向けて |
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