本/雑誌
アジア遊学 183
大橋毅彦/他編 関根真保/他編
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| 発売日 | 2015年04月発売 |
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商品説明
劇場文化から、20世紀前半の多文化多言語都市上海の様相を浮かび上がらせる―西欧諸国と日本の租界が乱立し、60ヶ国もの国籍を持つ人びとが生活をしていた上海では、多種多様な文化が混淆、雑居する空間がひろがっていた。中国の伝統演劇から、コンサート、ロシアバレエ、オペレッタの上演、映画やアニメの上映など、ライシャムシアターをはじめとした劇場文化の動向から、20世紀前半の上海における人と文化の諸相を探る。
関連記事
収録内容
| 1 | 1 多国籍都市の中のライシャム(上海の外国人社会とライシャム劇場 |
| 2 | 沸きたつライシャム―多言語メディア空間の中で |
| 3 | ライシャム劇場、一九四〇年代の先進性―亡命者たちが創出した楽壇とバレエ |
| 4 | 上海の劇場で日本人が見た夢 |
| 5 | 日中戦争期上海で踊る―交錯する身体メディア・プロパガンダ) |
| 6 | 2 “中国人”にとっての蘭心(ライシャム劇場における中国芸術音楽―各国語の新聞を通して見る |
| 7 | 蘭心大戯院―近代中国音楽家、揺籃の場として |
| 8 | ライシャム劇場(蘭心大戯院)と中国話劇―上海聯芸劇社『文天祥』を中心に |
| 9 | LYCEUMから蘭心へ―日中戦争期における蘭心劇場) |
| 10 | 3 乱反射する上海租界劇場芸術(「吼えろ支那!」の転生とアジア―反帝国主義から反英、反米へ |
| 11 | 楊樹浦における上海ユダヤ避難民の芸術文化―ライシャムなど租界中心部との関連性 |
| 12 | 上海の伝統劇と劇場―上海空間、「連台本戯」、メディア |
| 13 | 神戸華僑作曲家・梁楽音と戦時上海の流行音楽 |
| 14 | 上海租界劇場アニメーション上映史考―『ミッキー・マウス』、『鉄扇公主』、『桃太郎の海鷲』を中心に) |
