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商品説明
海の向こうから輸入され、木の活字を使い、京の書籍のまねをして町の読み物として、お上の教諭のために、字の書き方を習い、字を読むために学び、さまざまな目的をもったさまざまな出来方の書物や印刷物が、近世から近代へとその存在を主張した。その百花繚乱。
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収録内容
1 | 総論 書籍の宇宙(たまたま |
2 | 目をくらます仕掛け) |
3 | 1 歴史と漢籍―輸入、書写、和刻(日本文化のなかの漢籍 |
4 | 王朝の文化と漢籍 ほか) |
5 | 2 古活字版の世界―近世初期の書籍(古活字版の世界 |
6 | 『施氏七書講義』の刊行と享受 ほか) |
7 | 3 「書」の手本の本―法帖研究の意義と方法(法帖と呼ばれる「書」の手本 |
8 | 和刻法帖研究 ほか) |
9 | 4 辞書から近世をみるために―節用集を中心に(近世の辞書 |
10 | 近世初期節用集の展開 ほか) |
11 | 5 江戸版からみる一七世紀日本(初期出版界における江戸版の展開 |
12 | 古浄瑠璃の展開 ほか) |
13 | 6 領内出版物―治世と書籍(メディアとしての領内出版物 |
14 | 一七世紀―地域教諭書から藩法へ ほか) |
15 | 7 何を藩版として認めるのか―蔵版の意味するもの(藩版の多様性 |
16 | 藩版の三つの特徴 ほか) |
17 | 8 草双紙論(享受の実際 |
18 | その特性 ほか) |
19 | 9 書籍の近代―東京稗史出版社の明治一五年(東京稗史出版社刊行の造本様式 |
20 | 東京稗史出版社起業の風景 ほか) |