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商品説明
悪人が仏法を聞いたら善法になるように、一般には思うが、そうではない。助からない身がそのまま助かる身。不幸を除いて幸福を求めるのは世間心。それは宗教心ではない。どんな境遇であっても、安心しておられる境地を見出したのが宗教。如来といえば遠いように思う。もっと近い所に宗教心として如来がわれわれを背負っておられる。法蔵菩薩といっても求道心のこと。真に「親鸞教学」と言いうる信念内容を、曽我量深師から受け継ぎ、自己自身の思索で肉付けした言葉。
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収録内容
1 | 第三会―一九六三(昭和三十八)年七月十二~十五日 |
2 | 第四会―一九六四(昭和三十九)年七月 |
3 | 感話 |