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商品説明
一九二〇年代、童貞は日本男子の美徳だった!「カッコいい」から「恥ずかしい」へ―近代から現代において、童貞のイメージはどのように変化してきたのか。気鋭の社会学者が、童貞にまつわる言説を丁寧に読み解き、男性のセクシュアリティの変化を探る。童貞で読み解く日本の社会史!
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収録内容
1 | 第1章 「新妻にささげる贈り物」としての童貞―一九二〇年代の学生たち |
2 | 第2章 童貞のススメ―男の性の問題化と医療化 |
3 | 第3章 貞操の男女平等の暗面―「花柳病男子拒婚同盟」への反応 |
4 | 第4章 女の童貞、男の童貞―「童貞」という言葉の変遷 |
5 | 第5章 「恥ずかしいもの」としての童貞―戦後の雑誌言説 |
6 | 第6章 シロウト童貞というカテゴリー―「恋愛の自由市場」の一側面 |
7 | 第7章 「やらはた」の誕生―童貞喪失年齢の規範化 |
8 | 第8章 マザコン・包茎・インポ―童貞の病理化 |
9 | 第9章 「童貞は見てわかる」―童貞の可視化 |
10 | 第10章 童貞の復権? |