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商品説明
近代アルピニズムの黎明期、その揺籃の地となった槍・穂高連峰では、数々の輝かしい初登攀の記録が打ち立てられたが、その陰で凄惨な遭難事故も起きていた。そのなかには歴史に名を残す著名な登山家も数多く、加藤文太郎(北鎌尾根)、大島亮吉(前穂北尾根)、松濤明(北鎌尾根)なども含まれていた。槍・穂高の登山史を振り返りながら、若くして山に逝った登山家たちの青春群像を描いた話題作。
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収録内容
1 | 乗鞍山上の氷雨 |
2 | 北尾根に死す |
3 | アルプスの暗い夏 |
4 | 雪山に逝ける人びと |
5 | 大いなる墓標 |
6 | 微笑むデスマスク |
7 | “松高”山岳部の栄光と悲劇 |
8 | ある山岳画家の生涯 |
9 | 一登山家の遺書 |
10 | 「ナイロン・ザイル事件」前後 |
11 | 滝谷への挽歌 |