本/雑誌
かそけきもの (角川ソフィア文庫 L123-3 白洲正子エッセイ集 祈り)
白洲正子/〔著〕 青柳恵介/編
946円
ポイント | 1% (9p) |
---|---|
発売日 | 2015年06月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
商品説明
幼い頃から能に親しんだ白洲正子は、現世は仮の姿という中世的な世界観を呼吸してきた。自らは信仰心はないと言うが、熊野那智の山上の荘厳な光景に補陀落という観音浄土を感じとり、西国巡礼以降、近江散歩ではいにしえの歴史と重ね合わせつつ、景観のなかにも手を合わせるような“祈り”のこころを持つ。その結節点にはいつも十一面観音像があった。人間の生死を超越するもの、見えざるものへの晩年の正子の表現の流儀を読む。
関連記事
収録内容
1 | お祈り |
2 | 日本人の心 |
3 | 木まもり |
4 | 仏になって描いた絵 |
5 | 西国巡礼の祖 花山院 |
6 | 補陀落渡海 平維盛 |
7 | 神仏混淆 |
8 | 志摩のはて |
9 | 一期一会 |
10 | 日本の信仰〔ほか〕 |