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商品説明
私たちが「善きもの」と信じている「教育」は本当に安心・安全なのだろうか?学校教育の問題は、「善さ」を追い求めることによって、その裏側に潜むリスクが忘れられてしまうこと、そのリスクを乗り越えたことを必要以上に「すばらしい」ことと捉えてしまうことによって起きている!巨大化する組体操、家族幻想を抱いたままの2分の1成人式、教員の過重な負担...今まで見て見ぬふりをされてきた「教育リスク」をエビデンスを用いて指摘し、子どもや先生が脅かされた教育の実態を明らかにする。
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収録内容
1 | 序章 リスクと向き合うために―エビデンス・ベースド・アプローチ |
2 | 第1章 巨大化する組体操―感動や一体感が見えなくさせるもの |
3 | 第2章 「2分の1成人式」と家族幻想―家庭に踏み込む学校教育 |
4 | 第3章 運動部活動における「体罰」と「事故」―スポーツ指導のあり方を問う |
5 | 第4章 部活動顧問の過重負担―教員のQOLを考える |
6 | 第5章 柔道界が動いた―死亡事故ゼロへの道のり |
7 | 終章 市民社会における教育リスク |