本/雑誌

楳図かずお論 マンガ表現と想像力の恐怖

高橋明彦/著

3960円
ポイント 1% (39p)
発売日 2015年06月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

追跡可能メール便利用不可商品です

仕様

商品番号NEOBK-1827883
JAN/ISBN 9784787292285
メディア 本/雑誌
販売青弓社
ページ数 516

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

『へび少女』『おろち』『イアラ』『漂流教室』『洗礼』『まことちゃん』『わたしは真悟』『神の左手悪魔の右手』『14歳』...。名作を描き続けた孤高の人、楳図かずお。本書は、恐怖に加え、子ども、母、神、美と愛、夢、時間といったモチーフを縦横に織り込んで描かれた楳図作品を、主題論・作品論・表現論・文献学を総合して読み解き、その可能性の中心を照らし出す。恐怖マンガの巨匠と称され、多くのマンガ家たちからの尊敬を集めながらも、一面的に批評されがちな作品評価をくつがえし、コマ割りや描線、運動と時間の生成などマンガ表現の原理を検証しながら、その哲学性と芸術性の全貌を再評価する大著。充実した年譜と作品目録、書名・人名・語彙の索引を付す。

関連記事

    収録内容

    1 第1章 楳図かずおの恐怖概念
    2 第2章 わたしは真悟、内在する高度
    3 第3章 子どもと暴力―「子供は遊んでばかりいたのかな?」
    4 第4章 洗礼、その身体と記憶
    5 第5章 ぬばたまの夢やは実在を思はする神の左手悪魔の右手―楳図かずおと世界の創造
    6 第6章 タマミの御霊―『赤んぼ少女』と鎮魂の問題
    7 第7章 楳図かずおのコマ割り理論
    8 第8章 マンガにおける二つの省略―マンガ表現論の構造
    9 第9章 ペコの左手アクマの右手―描線論、または松本大洋『ピンポン』における超越と内在
    10 第10章 復刻の形而上学―版の概念をめぐるマンガの諸問題
    11 第11章 イアラ、典拠と出来事、言葉と反復

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品