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商品説明
ベトナム戦争はなぜ激化したのか。本書では、その転機を一九六三年に求め、五月に発生した仏教徒危機、半年に及んだアメリカと南ベトナム政府との対立、そして一一月のクーデターまでの一連の経過を詳細に解明する。それまで良好であったケネディとゴ・ジン・ジェム(南ベトナム大統領)の関係はいかにして断絶したのか、そしてなぜジェムは暗殺され、ケネディはベトナムで挫折を余儀なくされたのか。彼らの足跡を軸にいきいきと描く。
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収録内容
1 | 序章 運命が交錯した日 |
2 | 第1章 炎上―仏教徒危機の勃発 |
3 | 第2章 苦悶―正面衝突への道 |
4 | 第3章 訣別―苦渋の決断 |
5 | 第4章 崩壊―混沌への一里塚 |
6 | 終章 無力な超大国 |
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