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商品説明
日本語研究における異なる分野・アプローチ間の対話を目指して企画したシンポジウムをもとに、文学研究との接点、日本語研究の国際性と地域性というテーマを加え、日本語研究の今後を展望する。
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収録内容
1 | 第1部 日本語研究の3つの分野―音韻・語彙/レキシコン・文法を対象に(連濁と濁音始まりの付属形式―個別言語研究の意義 |
2 | 有声性の強さから見た日本語の不透明現象―濁りの表示による透明化 |
3 | 複合字音語基分類再考―「語種」の観点から |
4 | 「名詞+動詞」複合語の統語範疇と意味的カテゴリー |
5 | 世界の言語研究に貢献できる日本語文法研究とその可能性―「する」言語と「なる」言語、高コンテクスト言語と低コンテクスト言語の再検討を中心に |
6 | 日本語の「非終止形述語」文末形式のタイポロジー―他言語との比較を通じて) |
7 | 第2部 多様な可能性―2つのテーマを対象に(「城の崎にて」を読む―語りの構造と描写のストラテジー |
8 | 日本語の韻文文学の表現と文法 |
9 | 日本語研究の海外発信:副詞節の事例研究 |
10 | 東北方言の特質―言語的発想法の視点から) |