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商品説明
フランス近代小説の歴史を根本から変えた『ボヴァリー夫人』の新訳(新潮文庫)を手がけた著者が、貴重な翻訳体験で遭遇した数多くの疑問を糧に、過激なテクスト論者の視線で、文学における「表象革命」を成し遂げたフローベールの言葉の秘密に迫る。
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収録内容
1 | 第1部 自由間接話法(「そして」に遭遇する |
2 | 「自由間接話法」体験 |
3 | 表象革命としての「自由間接話法」 |
4 | 「農業共進会」―対話をはじめる二つの言説) |
5 | 第2部 テクスト契約(ほこりと脈拍―テクスト的共起をめぐって |
6 | 主題論批評と「テクスト的な現実」 |
7 | 隣接性と類縁性 |
8 | テクスト契約をめぐって |
9 | “書くこと”の極小と極大 |
10 | ほこり立つテクスト) |