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玉の井という街があった (ちくま文庫)

前田豊/著

880円
ポイント 1% (8p)
発売日 2015年07月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1833509
JAN/ISBN 9784480432810
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 267

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

永井荷風「〓(ぼく)東綺譚」で知られる玉の井。関東大震災後に私娼窟を形成するが、東京大空襲によって灰燼に帰した。戦後は赤線地帯となって甦るも、売春防止法施行によって1958(昭和33)年3月31日最後の日を迎えた。しかし、その実態はほとんど伝えられていない。本書は同時代に生きた著者が、自らの体験と取材をもとに、人と街の姿を書き残した貴重な記録である。

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    収録内容

    1 暗い青春
    2 私娼窟玉の井の誕生
    3 魔の迷路/娼家の構造
    4 下駄をはかせぬ病院/迷路を泳ぐ名士たち
    5 解放はありがた迷惑
    6 『〓(ぼく)東綺譚』の周辺
    7 奇縁ずくめの荷風と高見順
    8 本所に多かった私娼/玉の井娼婦の生態
    9 主役は東武電車/太宰治と菊谷栄のこと
    10 エノケンと花電車/誰も知らない小林多喜二
    11 玉の井名物、交番 風呂屋さん お稲荷さん
    12 玉の井と犯罪
    13 始祖バラバラ事件
    14 華やかでやがて淋しい終焉
    15 新興鳩の街繁盛記

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