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商品説明
応仁の乱から第二次世界大戦まで、戦争や飢饉の際に非常食・保存食として鱈が果たした役割を明らかにしつつ、漁場開拓の歴史や漁法の変遷、漁民たちの暮らしや民俗をあとづけ、鱈をテーマに“海はどれほどの人を養えるか”を考える。
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収録内容
| 1 | 序章 人類の食べ物(人は何を食べてきたか |
| 2 | 命がけの漁撈 ほか) |
| 3 | 第1章 鱈の発見(鱈と武家 |
| 4 | 中世の日本海と鱈場 ほか) |
| 5 | 第2章 北進する漁人(出稼ぎ漁業 |
| 6 | 慶長年間の朝鮮鱈 ほか) |
| 7 | 第3章 鱈延縄と川崎船(生息域と漁場 |
| 8 | 延縄 ほか) |
| 9 | 第4章 戦争と鱈(鱈と北洋 |
| 10 | 占守島と報效義會 ほか) |
| 11 | 第5章 鱈の食文化(武家の鱈料理 |
| 12 | 陣中食、戦闘食、保存食 ほか) |
| 13 | 第6章 鱈と文芸(松尾芭蕉 |
| 14 | 与謝蕪村 ほか) |
| 15 | 第7章 鱈と祭祀(「鱈まつり」 |
| 16 | 「寒鱈まつり」 ほか) |
| 17 | 終章 人を扶け続けた鱈(鱈養殖漁業 |
| 18 | 人の生存を保障する技術) |
