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商品説明
隣の部屋のテーブルは、誰も見ていなくてもある、つまり、知覚されていなくても物はある。私は他人の痛みを痛むことはできない、他人の心のありようは知りえない―物と知覚、他我問題など哲学の根本問題と切り結び、独自の思索を展開した大森荘蔵。「その全身で自らの思索を刻んでいく姿を描き出し」た、哲学の魅力あふれる一冊。
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収録内容
1 | 1 「超越」という問題(物と知覚 |
2 | 電子の存在 |
3 | 他我問題 |
4 | 知覚像語の構成) |
5 | 2 無限集合を生成する言葉(二元論批判 |
6 | 「超越」の正体 |
7 | 知覚因果説への応答 |
8 | 物と知覚の重ね描き) |
9 | 3 立ち現われ一元論への転回(「心の作用」の否定 |
10 | 知覚と思い |
11 | 世界そのものが立ち現われる |
12 | 立ち現われの虚と実) |
13 | 4 立ち現われの風景(想起と過去 |
14 | 四次元宇宙と有情の世界 |
15 | 重ね描き・無脳論・脳透視 |
16 | 他我の虚想とアニミズム) |
17 | 5 言語的制作の可能性(語り存在 |
18 | 過去の制作 |
19 | 経験の時間と制作された時間 |
20 | 自我と他我) |
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