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商品説明
精神科医療で大きな問題となっている多剤・大量処方の現状を改新すべく、臨床というフィールドワークにおける試行錯誤から得た経験の集大成として著者が提示する、エキスパート・オピニオン。発達障害とトラウマを見落とさないために、その診断と治療に関する整理を行い、ついで少量処方の実際と、いくつかのパターンに分けられる、誤った診断に基づく誤った処方の具体例、そうした症例に対処する治療実践について、臨床的な経験を示す。最後に、このような少量処方の臨床が有効な根拠についての試論を行う。
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収録内容
1 | 第1章 発達障害とトラウマへの薬物療法 |
2 | 第2章 発達障害はどこまで広がるのか |
3 | 第3章 発達障害とトラウマ |
4 | 第4章 統合失調症診断と抗精神病薬による治療をめぐって |
5 | 第5章 気分障害をめぐる混乱 |
6 | 第6章 気分障害をめぐる誤診のパターン |
7 | 第7章 少量処方 |
8 | 第8章 EMDRを用いた簡易精神療法 |
9 | 付録1 発達障害の診療のコツ |
10 | 付録2 パルサーを用いた4セット法による簡易EMDR |
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