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商品説明
DNAやタンパク質などの分子情報を網羅的に調べていればよい時代は終わった。それら分子の「ネットワーク」の構造変化を進化的時間スケールでとらえる進化システム生物学の登場は、生命科学研究に新たなパラダイムをもたらす。
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収録内容
1 | 第1章 進化システム生物学の成立の背景と概念(進化学の発展の経緯と進化システム生物学の登場 |
2 | 進化システム生物学の基本単位としての分子ネットワーク ほか) |
3 | 第2章 生命の起源と最小生命分子ネットワーク―生命は誕生時から分子ネットワークである(生命の起源と始原的生命の分子ネットワーク―生命起源に対する3つの基本的立場 |
4 | 生命の起源に関する古典論 ほか) |
5 | 第3章 生命進化の主要な転移(“生命系の原始選択”と生命進化における生命体制の階層的転移 |
6 | 生命の体制転移の主要な進化的フェーズ ほか) |
7 | 第4章 生命進化のシステム生物学(進化システム生物学―再訪 |
8 | 生命のボディプランを支える発生調節遺伝子ネットワーク ほか) |
9 | 第5章 普遍的形式としての生命システム―「生命とは何か」という問いに答えて(「生命とは何か」の問い―生命の普遍的形式を求めて |
10 | 生命は、熱力学の第2法則に反しているのではないか―非平衡熱力学からの生命へのアプローチ ほか) |
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