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商品説明
いったい何が自分を軍国少年に育て上げたのか―。三〇年来の疑問を抱いて、著者は戦時下の出版物を渉猟し、日清戦争から東京裁判までの通史一二〇〇枚を書き下ろした。いま明かされるあの戦争の真実。武力紛争だけでなく、通貨の流通をめぐる金融戦や、資源争奪をめぐる経済戦にも着目。上巻は西安事件まで。図版多数収録。
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収録内容
1 | 第1章 日清・日露戦争(創設と西南戦争 |
2 | 日本と朝鮮王国 |
3 | 朝鮮の内乱 ほか) |
4 | 第2章 辛亥革命(減満興漢と孫文 |
5 | 三民主義 |
6 | 武昌革命軍の勝利 ほか) |
7 | 第3章 二一カ条条約(第一次世界大戦 |
8 | 青島占領 |
9 | 二一ヵ条条約の苛酷な内容 ほか) |
10 | 第4章 満洲事変前夜(日露戦争後の満蒙権益 |
11 | 関東軍の創設 |
12 | 国民革命軍の北伐と第一次山東出兵 ほか) |
13 | 第5章 満洲事変(満州事変当時の評価 |
14 | 煽られた戦争熱―万宝山事件と中村大尉事件 |
15 | 満鉄線路爆破―柳条湖事件 ほか) |
16 | 第6章 満洲事変と国際連盟(中国、国際連盟に提訴 |
17 | 満蒙問題解決策案―満州国の建設 |
18 | リットン調査団派遣決定されるも撤兵せず ほか) |
19 | 第7章 満洲国がもたらしたもの(日本の生存権を握る満州国 |
20 | 日満議定書に見る満州国の実態 |
21 | 満蒙放棄論 ほか) |
22 | 第8章 中国幣制改革(日本軍の関内侵攻 |
23 | 華北分離工作と広田三原則 |
24 | 金本位制と世界恐慌 ほか) |
25 | 第9章 暴走する軍部(政治への干与 |
26 | 国家改造を目指す軍人たち―桜会の結成 |
27 | 不発のクーデター―三月事件・一〇月事件 ほか) |
28 | 第10章 華北分離工作と抗日運動(「冀東防共自治政府」対「冀察政務委員会」 |
29 | 冀東蜜貿易 |
30 | 抗日救国の運動盛り上がる ほか) |
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