本/雑誌
「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて (中公新書)
大沼保昭/著 江川紹子/聞き手
924円
ポイント | 1% (9p) |
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発売日 | 2015年07月発売 |
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商品説明
日中・日韓関係を極端に悪化させる歴史認識問題。なぜ過去をめぐる認識に違いが生じるのか、一致させることはできないのか。本書では、韓国併合、満洲事変から、東京裁判、日韓基本条約と日中国交正常化、慰安婦問題に至るまで、歴史的事実が歴史認識問題に転化する経緯、背景を具体的に検証。あわせて、英仏など欧米諸国が果たしていない植民地支配責任を提起し、日本の取り組みが先駆となることを指摘する。
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収録内容
1 | 第1章 東京裁判―国際社会の「裁き」と日本の受け止め方(ニュルンベルク裁判と東京裁判 |
2 | 「勝者の裁き」と「アジアの不在」 ほか) |
3 | 第2章 サンフランシスコ平和条約と日韓・日中の「正常化」―戦争と植民地支配の「後始末」(サンフランシスコ平和条約とは何か |
4 | 寛大だった連合国との講和 ほか) |
5 | 第3章 戦争責任と戦後責任(「敗戦責任」から「戦争責任」へ |
6 | 被害者意識と加害者認識 ほか) |
7 | 第4章 慰安婦問題と新たな状況―一九九〇年代から二十一世紀(なぜ慰安婦問だけが注目されるのか |
8 | 慰安婦問題は日韓問題? ほか) |
9 | 第5章 二十一世紀世界と「歴史認識」(十九世紀までの戦争観と植民地観 |
10 | 第一次世界大戦と戦争の違法化 ほか) |
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