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商品説明
三度皇帝に即位した溥儀の生涯を、二十世紀という時代のなかに、そして中国という舞台のなかに位置づけて理解してみたい。溥儀の生涯は、これまで「数奇な生涯」として理解されてきた。これに対して、「変転する政治に翻弄された生涯」として、溥儀を皇帝に即位させた時代、勢力との関係から溥儀の人生を考えてみたい。本書は、従来の溥儀像に批判の目を向けることを心がけて書かれている。
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収録内容
1 | なぜ溥儀の伝記を書くのか |
2 | 1 清朝の皇帝として |
3 | 2 中華民国の治政と紫禁城での生活 |
4 | 3 紫禁城を追われて |
5 | 4 満洲国の皇帝として |
6 | 5 退位から死去まで |