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商品説明
日本は右傾化しているのか、それとも「普通の国」になろうとしているだけなのか。いったい、どちらなのか?―政治主導のもと、寄せては返す波のように時間をかけて、日本社会の座標軸は右へ右へと推し進められていった。そのプロセスを丹念にたどりつつ、新しい右派連合とその「勝利」に直面した私たちの現在を描き出す。
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収録内容
1 | 自由化の果てに(現在を生んだ新右派転換 |
2 | なぜ「反自由の政治」へ向かったのか) |
3 | 第1章 五五年体制とは何だったのか―旧右派連合の政治(二つの歯車―開発主義と恩顧主義 |
4 | 革新勢力―「三分の一」の役割と限界 |
5 | なぜ旧右派連合は破綻したのか) |
6 | 第2章 冷戦の終わり―新右派転換へ(新自由主義の時代へ |
7 | 自由化・多様化する日本政治 |
8 | 国家主義―新右派連合を支えるもう一つの柱) |
9 | 第3章 「自由」と「民主」の危機―新右派連合の勝利(小泉政権―「政治の新自由主義化」の時代 |
10 | 安倍政権―そして「反自由の政治」が現出した |
11 | 寡頭支配時代へ―立憲主義破壊の企て |
12 | 日本政治は右傾化したのか) |
13 | オルタナティブは可能か(民主党の成功と挫折 |
14 | 「リベラル左派連合」再生の条件) |