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商品説明
科学技術による帝国日本の覇権、科学の進歩がもたらすはずの明るく豊かな未来=「原子力ユートピア」。日本人は、核をどのように受け入れ、どんな未来を夢見て、そしてその受容と期待はどのように戦後に引き継がれたか。戦前日本のメディアにおける核に関する言説と表象を検討し、日本人の核に対する意識をその源流から辿り直す。
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収録内容
1 | 核の誘い |
2 | 1 放射能の探求と放射能文化の創生(放射能と科学者、メディア |
3 | 放射能を愉しむ:大正期のラジウムブーム |
4 | 帝国の原子爆弾とカタストロフィーをめぐる想像力) |
5 | 2 原子核の破壊と原子力ユートピアの出現(新しい錬金術:元素変換の夢を実現する |
6 | 秘匿される科学:核分裂発見から原爆研究まで |
7 | 戦時下のファンタジー:決戦兵器の待望 |
8 | 原子爆弾の出現) |
9 | 核の神話を解体する |