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夜の鼓動にふれる 戦争論講義 (ちくま学芸文庫)

西谷修/著

1320円
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発売日 2015年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1844848
JAN/ISBN 9784480096944
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 350

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

20世紀、戦争は人と世界をどう変えたのか。そしていま、戦争が行き着いた極限の姿とは。「戦争」を「思想」の枠組みで捉え、「思想」を「戦争」の視角から読み直す、異色の講義録。理性、秩序、啓蒙といった西洋思想における「光」の外には、非理性、無秩序、野蛮、暴力などの「闇」が蠢く。戦争は闇が支配する「夜の世界」の現象、近代の理性が沈む夜だ。「夜の思想家」バタイユ、レヴィナス、ブランショらを導き手に、ヘーゲル、フロイト、ハイデガーらの思想を読み解き、近代理性が必然的に生み出した世界戦争の姿を明らかにする。文庫化にあたり補講「『テロとの戦争』について」を増補。

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    収録内容

    1 世界戦争の時代
    2 戦争の全体性
    3 “夜”に目覚める
    4 “光”の文明の成就
    5 戦争の近代
    6 世界戦争
    7 ヘーゲルと西洋
    8 露呈する“無”
    9 “世界”の崩壊
    10 “未知”との遭遇
    11 アポカリプス以後
    12 おわりに
    13 二〇年目の補講―テロとの戦争について

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