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民を殺す国・日本 足尾鉱毒事件からフクシマへ (筑摩選書)

大庭健/著

1870円
ポイント 1% (18p)
発売日 2015年08月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1845230
JAN/ISBN 9784480016263
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 301

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

チェルノブイリに次ぐ大惨事となった福島第一原発事故と、百年以上前に起きた足尾鉱毒事件。いずれも、この国の「構造的な無責任体制」に起因する。そこでは「国家の決定」が神聖視され、「知性の犠牲」を捧げてまで、その遂行が優先される。こうした体制=国家教の下で、足尾では企業による鉱毒垂れ流しのため村が廃村となり、森林は今なお回復していない。無数の人びとを見殺しにするこの国の「構造的な無責任」体制を超克するには何が必要か。倫理学者による渾身の書である。

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    収録内容

    1 第1部 津波に先立って(東フクシマ原発事故
    2 「想定外」の事象による事故?)
    3 第2部 足尾から東フクシマへ(殖産興業からアシオへ
    4 「帝国の生命線」から総動員体制へ
    5 戦後の復興と成長)
    6 第3部 国家教―見殺しの制度化(集団と責任
    7 官による「公」の簒奪
    8 国家教はどのように存続してきたか?)
    9 国家教に膝を屈しないために...

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