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商品説明
1972年、日中国交正常化を契機として急速に進展した日中経済関係の歴史を、日本の食品産業の海外移転(台湾、香港、中国)とその発展過程をとおして分析。そして日本への廉価な産農水物の輸出過程をともなって、急激な成長と発展を成し遂げた中国巨大資本主義の登場とその影響を克明に跡付ける。プラザ合意と円高(1985年)、アジア通貨危機(1997年)、冷凍餃子事件(2007年)、リーマンショック(2008年)が日中経済関係に与えた影響を実証的に検証し、これからの食をめぐる日中の相互依存と対抗関係の構造を国際経済学の視点から明らかにする。
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収録内容
| 1 | 序章 |
| 2 | 第1章 食料品をめぐる日中貿易の歴史 |
| 3 | 第2章 中国における食料事情の変遷 |
| 4 | 第3章 中国産食料品の輸入拡大 |
| 5 | 第4章 日系食品企業の中国進出と開発輸入 |
| 6 | 第5章 日本産食料品の対中国輸出 |
| 7 | 第6章 食をめぐる日中経済関係と香港 |
| 8 | 第7章 食をめぐる日中経済関係と台湾 |
| 9 | 第8章 日系外食企業の中国進出 |
| 10 | 終章 総括と今後の課題 |
