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商品説明
江戸と上方を結ぶ物流の大動脈であった海運。だが、遠州灘や房総半島沿岸は「魔の海域」と呼ばれるほど海難事故が多発し、漂流船は伊豆諸島に流れ着くことがままあった。島役所に伝存する記録から、自由をなくした船を島に着けようともがいた様や、船の残骸にしがみつき救助された人など、その実態を描く。積荷の扱い、手続きなどの法の定めも解明。
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収録内容
1 | 序章 中世末期伊豆諸島の漂着船 |
2 | 第1章 天領年貢米輸送船の遭難 |
3 | 第2章 藩米等輸送船の遭難 |
4 | 第3章 御役船の遭難 |
5 | 第4章 商い船の遭難 |
6 | 第5章 北からの船 |
7 | 第6章 人間の漂流 |
8 | 第7章 伊豆諸島船の遭難 |
9 | 終章 孤島から世界へ |