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商品説明
世界の海を支配する、大英帝国と対等の立場で締結した「日英同盟」。明治維新後まもない日本の国際的な地位を一気に高めて、営々と続けてきた近代化と富国強兵の夢を実現し、念願の列強入りを果たした。しかし、大陸国家のロシアやドイツとの同盟が、日本を破滅の道に追い込んでいった―。軍事外交史研究の泰斗が、日本の命運を決めた歴史的な選択を再検証。同盟国選定の要件と政策の意義から、近代外交の要締を探る。
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収録内容
1 | 日朝清三国同盟から日英同盟 |
2 | 日英同盟とイギリスの真意 |
3 | 日英同盟と日露戦争 |
4 | イギリスの援助 |
5 | 日露戦争後の日英同盟 |
6 | 日本海軍の対英支援作戦 |
7 | 陸軍のヨーロッパ派兵要請と日本 |
8 | アジア主義と日英中関係 |
9 | 離反する日英両国 |
10 | ワシントン会議と日英米関係 |
11 | 第二次世界大戦と中国・ソ連要因 |
12 | 第二次世界大戦とドイツ要因 |
13 | 同盟の選択と国家の盛衰 |