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商品説明
敗戦、そして戸坂獄死から70年。1930年代、反戦運動が特高警察に根こそぎ弾圧されていくなかで、6年間にわたってしたたかに抵抗を続けた、世界に例のない文化組織「唯物論研究会」。戸坂潤をはじめ、この唯研に集う若き知識人たちは、ファシズムが吹き荒れる下でも、人生を楽しみ、仲間と交わり、好戦イデオロギーに抗い続け、のちに戦後の民主主義運動の芽となっていった。
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収録内容
1 | 第1章 若き京都学派―戸坂潤と三木清 一九二一年~二九年 |
2 | 第2章 唯研創設 一九二九年~三二年 |
3 | 第3章 唯研の奴ら 一九三二年~三四年 |
4 | 第4章 おけさほど 一九三五年~三六年 |
5 | 第5章 唯研解散 一九三七年~三九年 |
6 | 第6章 獄死 一九三九年~四五年 |