著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
“ディオニューソス”への道。古典主義からロマン主義への移行期に、近代ドイツの美学的思考はどのように成立したのか。レッシング、ヘルダー、ゲーテ、シュレーゲル兄弟らを中心とする思想家たちが、ラオコーオン像などの古代彫刻作品やイタリア・ルネサンス美術の批評をめぐって展開した論争をつぶさに追い、ギリシア的理想がドイツの思想空間にもたらした文化的・宗教的革新の本質に迫る。掲載図版多数。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 ヴィンケルマンとその世紀(ヴィンケルマンの古典主義 |
2 | レッシングのラオコーオン論 |
3 | ヘルダーのラオコーオン論と彫塑論 |
4 | ヒルトのラオコーオン論と特性論 |
5 | ゲーテの古典主義 |
6 | 初期ロマン派の芸術論) |
7 | 第2部 シェリングのミュンヘン講演(時代の中のミュンヘン講演 |
8 | 芸術哲学と自然哲学 |
9 | 象徴と寓意―ヴィンケルマン、モーリッツ、シェリング |
10 | 特性と悲劇―モーリッツ、ゲーテ、シュレーゲル、シェリング |
11 | 彫刻と絵画―ラファエロ、カラッチ、レーニ |
12 | ドイツ芸術の再生に向けて |
13 | ディオニューソス的なるもの) |