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商品説明
歴代遷宮した飛鳥の宮都から藤原京、平城京へ遷都した宮都の特質とは何か。唐の複都制を目指した聖武が平城京に加えて難波京、恭仁京を造営した歴史的背景と要因の解明を試みる。あわせて古代中国と日本の宮都の造営理念と構造を、考古学の成果から究明。古代宮都の官人・僧の墓誌や祭祀用の土馬、日常雑器の土師器生産と流通の実態にも言及する。
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収録内容
1 | 第1部 古代宮都の構造と変遷(斑鳩宮の建物構造 |
2 | 難波館と相楽館 |
3 | 飛鳥敷石考 |
4 | 難波宮と難波京 |
5 | 難波宮・京と複都制 |
6 | 大津宮とその構造 |
7 | 藤原宮と藤原京 |
8 | 藤原宮の造営と屋瓦葺き導入の意義) |
9 | 第2部 宮都と文物の考古学的研究(製作工人からみた日本古代の墓誌 |
10 | 近畿地方の七・八世紀の土師器とその流通 |
11 | 近畿地方の八・九世紀の土師器高坏とその流通 |
12 | 火爐蓋考 |
13 | 土馬考) |