商品説明
「ゴジラ」を生んだ男は、いかにして戦争がもたらす悲劇を見事に大衆映画に昇華する事が出来たのか?助監督時代から初期~晩年の劇映画46作品、また黒澤明氏との交流まで、豊富な資料とともに巨匠・本多猪四郎の業績を体系的に網羅!怪獣特撮映画だけでは見えてこない、本多映画の根底に貫かれた真髄に迫る!
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収録内容
1 | 太平洋戦争と助監督修業のはざまで |
2 | 映画監督・本多猪四郎の誕生 |
3 | 核開発が生み出した恐怖の水爆大怪獣 |
4 | 空想科学映画の作り手として |
5 | ミステリアンの悲劇と人類の行く末 |
6 | 核がもたらす人類の終焉、科学がいざなう人類の平和 |
7 | 闇と影にうごめく男女の情念劇 |
8 | 高度成長時代をうたう大怪獣映画と国家的SF映画 |
9 | 一九六〇年代初期の日本と日本人 |
10 | 大娯楽怪獣映画の巨匠 |
11 | 怪獣映画監督の作家性 |
12 | 東宝フランケンシュタインの世界 |
13 | 晩年期における映画監督活動 |
14 | 一九七〇年代から―本多猪四郎の映画が遺したもの |