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善意と悪意の英文学史 語り手は読者をどのように愛してきたか

阿部公彦/著

3520円
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発売日 2015年09月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1858483
JAN/ISBN 9784130801065
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販売東京大学出版会

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商品説明

小説家って、けっこう人が悪いんですね。嘘と謀略、善意と愛―語り手の「礼節」から、英語圏の作品を大胆に読み直す。

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    収録内容

    1 1 「善意」の文化―一六‐一九世紀の英国(英会話の起源―デラ・キャーサ『ギャラティーオ』(一五五八)、クルタン『礼節の決まり』(一六七〇)
    2 女を嫌うという作法―『チェスタフィールド卿の手紙』(一七七四)
    3 作家の不機嫌―ジェーン・オースティン『高慢と偏見』(一八一三)
    4 イライラの共和国―ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(1865)
    5 児童文学とですます調―江戸川乱歩『怪人二十面相』(一九三六-五二))
    6 2 「丁寧」に潜むもの―一七‐一九世紀の英・米(拘束の歓び―ウィルアム・シェイクスピア『ソネット集』(一六〇九)
    7 登場人物を気遣う―ナサニエル・ホーソーン『七破風の屋敷』(一八五一)
    8 やさしさと抑圧―ジョージ・エリオット『サイラス・マーナー』(一八六一)
    9 遠慮する詩人―宮沢賢治『銀河鉄道の夜』(一九三三))
    10 3 「愛」の新しい作法―二〇世紀の英・米・アイルランド(性の教えと不作法―D.H.ロレンス『チャタレー夫人の恋人』(一九二八)
    11 目を合わせない語り手―ウィリアム・フォークナー『アブサロム、アブサロム!』(一九三六)
    12 冠婚葬祭小説の礼節―フランク・オコナー「花輪」(一九五五)、ウィリアム・トレヴァー「第三者」(一九八六)
    13 無愛想の詩学―ウォレス・スティーヴンズ「岩」(一九五四))

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