本/雑誌
ブロンテ姉妹と15人の男たちの肖像 作家をめぐる人間ドラマ (MINERVA歴史・文化ライブラリー)
岩上はる子/編著 惣谷美智子/編著
4180円
ポイント | 1% (41p) |
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発売日 | 2015年09月発売 |
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商品説明
シャーロット、エミリ、アンのブロンテ三姉妹は、ヴィクトリア朝時代に登場した英国作家であり、代表作『ジェイン・エア』『嵐が丘』などはいまもなお読み継がれ、本国イギリスのみならず日本でも高い人気を誇る。本書は実在と虚構とを問わず、姉妹の人生を横切った多彩な男たちを取りあげ、新しい角度から伝記や作品を読み直す野心的な試みである。時間と場所の隔たりを超えて、ブロンテ姉妹の生きざまを追い求めたユニークな書。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 姉妹を取りまく男たち(パトリック・ブロンテ―「厳格な父」の神話 |
2 | ブランウェル・ブロンテ―一家の希望の星、あるいは敗北者 |
3 | コンスタンタン・エジェ―妻子あるカリスマ教師 |
4 | スミス・エルダー社主ジョージ・スミス―出版界の貴公子 |
5 | アーサー・ベル・ニコルズ―シャーロットの大切な「いい人」 |
6 | G・H・ルイス―「尊敬の念」と「悔しさ」と |
7 | W・M・サッカレー―自伝性と匿名性をめぐって) |
8 | 第2部 作品に息づく男たち(チャールズ・ウェルズリー『習作』―うら若き作家のアイデンティティ |
9 | エドワード・ロチェスター『ジェイン・エア』―(再)形成されてきた魅惑的人物 |
10 | シン・ジョン・リヴァーズ『ジェイン・エア』―ミッショナリーの欲望の深層 |
11 | ヒースクリフ『嵐が丘』―その「男」を考える |
12 | エドガー・リントン『嵐が丘』―書斎の紳士 |
13 | ヒンドリー・アーンショー『嵐が丘』―内なるアウトサイダー |
14 | ポール・エマニュエル『ヴィレット』―第三の「ロマンティック・ヒーロー」 |
15 | アーサー・ハンティンドン『ワイルドフェル館の住人』―英国紳士の言い分) |