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商品説明
障がいのある子の保育や教育の裾野は広がってきていますが、その実践を支えるための「考え方」はいまだ十分に整理されていません。本書では、実践と研究に長年携わってきた著者が、自らの経験をもとに、心理学・現象学・自己組織化理論・脳科学など様々な領域の知見を取り入れながら、実践の機微を繊細な言葉で紡いでいます。障がいのある子ども一人ひとりがどんな世界を生きているのか、どんな支援ができるのかを探る手がかりがここにあります。
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収録内容
1 | 第1部 構想と方法論―実践障がい学の構想と子どもを語る技法(「対話のためのテクスト」をつくる |
2 | 「困り感」から「視線が向かわない領域」へ |
3 | 現象学による語りの技法) |
4 | 第2部 現象学的アプローチ―「現実」を成立させる身体(自我が育つ手前で |
5 | 姿勢活動の育ちと情動の伝染 |
6 | 身体上の主客関係 |
7 | 世界が「相貌・表情」を帯びる |
8 | “今”を構成する“私”) |
9 | 第3部 自己組織化の仕組みから学ぶ―固有の「現実」の生成(新たな経験の回路を開く |
10 | 損傷したシステムからの発達 |
11 | 動作の創発 |
12 | 認知行為による世界とのかかわり) |