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商品説明
「美しく誇りある」父のような国家が、国民一人ひとりを子のように指導し、守っていく―。異次元緩和や賃上げ税制など経済政策から教育、憲法改正、安全保障法制まで、安倍流国家介入型政治に通底するのは「国家の善意」である。その思考と意志を、国会審議や諮問会議議事録など「首相自身の言葉」から探る。
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収録内容
1 | 序章 国家性善説から国家先導主義へ |
2 | 第1章 始まっている国家先導(賃金引き上げ 「瑞穂の国の資本主義」へ |
3 | 「女性の活躍」 経済的視点からの成長戦略 |
4 | 人口政策 一億人超を目指す?l異次元緩和「関わっていく政治」の序章 |
5 | 旅券返納事件と拉致被害者滞在延長 主体化する国家) |
6 | 第2章 何を「取り戻す」のか(二つのメッセージ 「美しい日本」観の発露 |
7 | 集団的自衛権 首相による解釈改憲こそ「王道」 |
8 | 歴史認識 東京裁判は「勝者の断罪」 |
9 | 教育改革と憲法改正 失われた「損得を超える価値」) |
10 | 第3章 「国家」とは何か―祖父・岸信介と政治改革という二つの源流(国家と個人は「父と子」 |
11 | 岸イズム |
12 | 「強い国家」を支えるもの 政治改革と内外の変化 |
13 | 安倍は保守主義者か) |
14 | 終章 国家先導主義の行方(積極的平和主義と対米従属 |
15 | 「国民のため」から「国家のため」へ 反転の危険性) |