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童謡の近代-メディアの変容と子ども文化 (岩波現代全書)

周東美材/著

2750円
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発売日 2015年10月発売
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仕様

商品番号NEOBK-1876235
JAN/ISBN 9784000291767
メディア 本/雑誌
販売岩波書店

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

近代日本で子どもはいかに文化の担い手となったのか。音楽と文芸とのせめぎ合いのなかで、「童謡」を大衆文化へと発展させた北原白秋、鈴木三重吉、本居長世・みどり親子らの活動を追う。明日の「スター誕生」を夢見る歌声文化の魅力と変容を、一〇〇年前に創刊された雑誌『赤い鳥』とその周辺のメディア産業に探る。

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    収録内容

    1 序章 メディアの世紀、子どもの世紀(童謡の時代
    2 子どもの世紀
    3 メディアの世紀)
    4 第1章 「声の文化」としての童謡(童謡・童謡雑誌の創刊と流行
    5 文芸としての童謡
    6 童心童話の歌謡)
    7 第2章 歌声の「聖典」(文芸と音楽の攻防
    8 音楽教育と国語教育
    9 発見される幼児の歌声)
    10 第3章 子どもの上演(作曲と身体
    11 消費される子どもの歌声
    12 まぼろしの音楽事業)
    13 第4章 「令嬢」は歌う(本居長世―国学と作曲
    14 童心の受肉
    15 旅に出かける媒介者)
    16 第5章 童謡の機械化(媒介する本居親子
    17 レコード産業の形成と子ども
    18 機械化される聖なる空間)
    19 第6章 命を吹き込むテクノロジー(電気録音時代の幕開け
    20 忘却される媒介者
    21 転居する童心)
    22 終章 メディア変容のファンタジー(童謡のメディア論
    23 子どもとメディアの近代日本)

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