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商品説明
古代ギリシアではポリスの神殿が「アジール/聖域」と認められていた。それは「平和の湯」とされた浴場・湯屋、さらには温泉(地)と深くかかわってくる。温泉(地)は心身の疲れを癒すばかりでなく、魂を救済し、命をも活かす。平和と戦争の問題を通じて、温泉(地)の持つ存在意義、特性をここに見つめ直す。
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収録内容
1 | 第1章 平和な「アジール」としての湯屋・温泉 |
2 | 第2章 温泉地の原風景を求めて―聖なる場の平和 |
3 | 第3章 平和な中立地帯としての温泉地 |
4 | 第4章 戦と温泉発見伝説 |
5 | 第5章 避難行と戦国実利の先に温泉 |
6 | 第6章 戦時の人びとを受け容れた温泉地 |
7 | 終章 逆手にとられる“温泉の平和” |