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商品説明
すべての国家機関がひとつの党の指導下におかれ、その最高指導者は天皇に対する唯一の輔弼者となるという構想のもと展開した新体制運動。推進者の多くが、打倒すべきは財閥を中心にして、その政治的代弁者である既成政党、旧官僚、軍官僚、宮廷官僚という共通認識をもっていた。しかし、憲法違反の批判や旧体制派の抵抗で大政翼賛会は政府の運動組織に改組される。
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収録内容
1 | 第1部 近衛新党運動“昭和一三年”(さまざまな「復古‐革新」派 |
2 | 軍部の中の動き |
3 | 社会大衆党の「復古‐革新」派化 |
4 | 実現しなかった近衛新党計画) |
5 | 第2部 近衛新体制運動の展開“昭和一五年”(近衛新党に対するさまざまな期待 |
6 | 動き出した新体制運動 |
7 | 大政翼賛会の発足 |
8 | 大政翼賛運動の落日 |
9 | 新体制運動とは何であったのか) |
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