本/雑誌

「正義」は決められるのか? トロッコ問題で考える哲学入門 / 原タイトル:THE TROLLEY PROBLEM,OR WOULD YOU THROW THE FAT GUY OFF THE BRIDGE?

トーマス・カスカート/著 小川仁志/監訳 高橋璃子/訳

1540円
ポイント 1% (15p)
発売日 2015年11月発売
出荷目安 メーカー在庫見込あり:1-3週間 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-1882709
JAN/ISBN 9784761271268
メディア 本/雑誌
販売かんき出版
ページ数 167

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

5人を助けるために1人を犠牲にすることは許されるのだろうか?舞台は2015年、サンフランシスコ。路面電車の進路を切り替えて5人の命を救った女性が、待避線にいた1人を殺した容疑で裁判にかけらる。検察、弁護士、大学教授、心理学者などさまざまな立場からの意見が交錯するなかで、「世論の法廷」の陪審員たちは(そして、あなたは)どんな結論を下すのか。

関連記事

    収録内容

    1 プロローグ 暴走する路面電車
    2 新聞記事 正義の味方か、殺人犯か?―路面電車のヒロイン、殺人罪で起訴される 勇敢な市民が一夜にして容疑者に
    3 警察資料 その時現場で何が起こったのか―サンフランシスコ市警の事件報告書
    4 陪審員の選任 誰が「正義」を決めるのか―世論の法廷へようこそ
    5 検察側の主張―功利主義の危険な罠―クリーブランド・カニンガム地区検事長による最終弁論
    6 弁護側の反論 常識と直感―弁護人マーサ・バウムガーデンによる最終弁論
    7 クリティカル・シンキング講座 アナロジーの功罪―宇宙は時計に似ているか?
    8 心理学者の見解 「よい」ことは定義可能か―迷走する路面電車論争に科学の視点を
    9 カトリック司教の意見 アクィナスの「二重結果の原則」―ペドロ・オショーネシー司教による法廷助言書
    10 ラジオ討論 利他主義のジレンマ―自己犠牲の境界線
    11 大学教授の議論 犠牲者は誰だったのか―もうひとつのシナリオ
    12 結論の前に 判断の根拠を問いなおす―「正義」は決められるのか?
    13 運命の評決 正義か罪か―陪審員の出した結論
    14 エピローグ 正義を考えるということ

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品