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商品説明
地獄の観念が広まった中世は、動物の生命をうばう殺生が罪とされ、狩猟や漁業にたずさわる人々が弾圧された。殺戮をなりわいとする武士の苦悩にも触れ、中世の文化や宗教の特質を「殺生」というキーワードから考える。
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収録内容
1 | 生命について考える―プロローグ |
2 | 古代国家と「殺生」 |
3 | 中世のはじまりと殺生罪業観 |
4 | 寺院・神社による「殺生禁断」 |
5 | 荘園と「殺生禁断」 |
6 | 殺生と武士の苦悩 |
7 | 政策と論理のはざまで―エピローグ |