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商品説明
大坂文化の総合的研究(上方歌舞伎、上方の出版、歌謡、浮世絵、相撲、俄、見世物他)を咄家(落語家)が関わった流行唄の年代考証に駆使し、謎多き上方落語の時代に新たな光を当てた。
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収録内容
1 | 五郎兵衛と彦八―咄家とは何か |
2 | 浪速新内という芸人―神社境内の芸人と咄家の境は何か |
3 | 天保・幕末の群雄出現―はなし家見立番付をどう読むか |
4 | 自己宣伝も芸の内?花枝房円馬―江戸からの咄家をどう評価するか |
5 | 上方に根を下ろした林屋―上方林屋の祖は誰か |
6 | 笑福亭の繁栄―松富久亭松竹は実在したのか |
7 | 落語作家・月亭生瀬―「月亭」の祖は誰か |
8 | 消えていった名前―再び、咄家とは何か |
9 | 大津絵節の松鶴とその周辺―笑福亭梅香とは何者か |
10 | 林屋から林家へ―嘉永七年(安政元年)の大津波との関係は? |
11 | 桂派も例外にあらず―初代文枝の前に文枝がいたか |
12 | 明治の咄家の流行唄―話芸と他芸は共存できたか |