商品説明
宝永大地震・富士山大爆発、安政東南海地震、関東大震災、阪神大水害...。日本人は各時代時代の天災とどのように向き合い、どのように受け止め、どのように生きてきたか。「日本人と災害」を文学作品から読み解く初めての試み。日本人は災害をどう生きたか。
関連記事
収録内容
1 | 50メートルの津波 吉村昭 |
2 | 村民を救った「生神様」 小泉八雲 |
3 | 投込寺の永井荷風「震災」碑 |
4 | 宮沢賢治の内心の祈り「雨ニモマケズ」 |
5 | 巨大地震を阻止した、かえるくんの「ぼく」と「非ぼく」―村上春樹 |
6 | 谷崎潤一郎『細雪』と阪神大水害、その報道管制 |
7 | 芸術は無用の贅沢品か、人生の底へ深い根を張っているか―菊池寛と芥川龍之介 |
8 | 外国で知った関東大震災 斎藤茂吉 |
9 | 田山花袋の『東京震災記』『百夜』 |
10 | 島崎藤村と関東大震災〔ほか〕 |
close