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商品説明
「外圧」への歴史的反省なき反応、論理も倫理も欠く言動が罷りとおる政治・社会のとめどない崩壊に対して、たゆまず紡がれてきた思考の集積。2012年から15年、安倍政権再登場以降と重なる時期の日本内外の状況を、広く視野を世界にとり、歴史に深く錘を垂らして、「国家」から離れて立つ周縁の位置から観測する。ぎりぎりで踏みとどまり、抵抗するために。
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収録内容
1 | 第1章 「外圧に抗する快感」を生きる社会(「慰安婦」問題の背景 |
2 | 空虚極まりない安倍晋三話法 |
3 | 多元化したメディアの渦中で |
4 | 歴史を過去のことにした報い) |
5 | 第2章 状況的(二〇一五年 |
6 | 二〇一四年 |
7 | 二〇一三年) |
8 | 第3章 国家ではなく“妄想”に賭けて(フライデー・ナイト・フィーバーの只中で/あるいは傍らで |
9 | 日本の現在地 |
10 | マンデラと第三世界 |
11 | 蜂起から二〇年、転換期を表明したサパティスタ民族解放軍 |
12 | 一九七九→二〇一四年 或る雑誌に併走した精神的スケッチ |
13 | “この3冊”「テロ」) |