本/雑誌

メソポタミアとインダスのあいだ 知られざる海洋の古代文明 (筑摩選書)

後藤健/著

1870円
ポイント 1% (18p)
発売日 2015年12月発売
出荷目安 メーカー在庫あり:1-3日 ※出荷目安について

仕様

商品番号NEOBK-1897262
JAN/ISBN 9784480016324
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 292

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

大河の恵みを受け、メソポタミアには人類最古の文明が誕生した。そこは農産物こそ豊富だったが、木材、石材、金属などの必要物資はほとんどなく、すべて遠隔地からの輸入に頼っていた。輸送を担ったのはアラビア湾の海洋民たちである。彼らは湾内に拠点を構え、遠くメソポタミアからイラン、インダス河流域まで出張して取引し、巨富を得ていた。一大交易ネットワークを築き上げた湾岸文明の実態がいま明かされる。考古学の新しい成果に文献史学の知見を援用し、農耕文明を中心とする従来の古代文明論に挑戦する大胆な書。

関連記事

    収録内容

    1 第1章 メソポタミア文明の最初の隣人たち(メソポタミア人の最初の足跡
    2 文明初期のメソポタミアと隣人たち ほか)
    3 第2章 イラン高原の「ラピスラズリの道」―前三千年紀の交易ネットワーク(トランス・エラム文明
    4 国際的ヒット商品、「古式」クロライト製容器 ほか)
    5 第3章 ウンム・ン=ナール文明―湾岸文明の成立(ウンム・ン=ナール文明の成立から衰退まで
    6 ウンム・ン=ナール文化の墳墓 ほか)
    7 第4章 バールバール文明―湾岸文明の移転(バハレーン砦における都市の成立
    8 ファイラカ島における都市の成立 ほか)
    9 第5章 湾岸文明の衰退(ファイラカにおける考古学的証拠
    10 バハレーンにおける考古学的証拠 ほか)

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品