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商品説明
複数の人間集団が「相容れない目的」をもつとき、紛争が生まれる。イデオロギー、地理的条件、経済的利害、信仰...。お互いの拠って立つ基盤と価値観の矛盾を推し量らなければ、その果てには流血と悲惨あるのみである。もはや主権国家だけがアクターではない国際社会の冷厳な現実を見据える、醒めた分析力をやしなうための一冊。
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収録内容
1 | 第1章 現代の国際秩序―主権国家と自由主義 |
2 | 第2章 勢力均衡―東アジアの紛争と中国 |
3 | 第3章 地政学―ヨーロッパの紛争とグレート・ゲームのゆくえ |
4 | 第4章 文明の衝突―中東の紛争と対テロ戦争の帰趨 |
5 | 第5章 世界システム―アフリカの紛争と格差社会としての現代世界 |
6 | 第6章 成長の限界―アメリカの「明白な運命」と進歩主義の未来 |