本/雑誌
エントロピーの正体 / 原タイトル:Entropy and the Second Law
アリー・ベン=ナイム/著 小野嘉之/訳
2640円
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発売日 | 2015年12月発売 |
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商品説明
熱力学を理解するうえで、エントロピーほど悩ましい概念はないだろう。実体がとらえづらいがために、「無秩序」「広がり」「無知」などといったさまざまな定性的な解釈が与えられている。本書では、シャノンが提唱した情報測度の特殊な例としてエントロピーを解釈するという立場から、歴史的経緯やさまざまな事例を挙げながら、エントロピーの正体に迫る。
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収録内容
1 | 第1章 はじめに:熱機関から、無秩序、情報の広がり、自由、...、まで(第二法則の巨視的定式化 |
2 | エントロピーの巨視的定義 ほか) |
3 | 第2章 エントロピーはしばらく忘れて、情報ゲームで遊んでみよう(20の質問(20‐Q)ゲームでウォーミングアップ |
4 | 一様に分布した20の質問ゲームに対するシャノンの情報測度の定義 ほか) |
5 | 第3章 古典理想気体のエントロピーをシャノンの情報測度から導く(理想気体における位置のSMI |
6 | 粒子が区別できないことによる相互情報 ほか) |
7 | 第4章 いくつかの例とその解釈(理想気体の膨張 |
8 | 2つの理想気体の混合を含む過程 ほか) |
9 | 第5章 熱力学第二法則について(何が自発過程を引き起こすか? |
10 | 何がエントロピーを増加させるか? ほか) |
11 | 付録A |